群発頭痛

群発頭痛に関して、こんなお悩みありませんか?

  • 一定時間で激しく痛む
  • 飲酒をすると頭痛が増強する
  • 頭痛薬が効かない
  • 全く頭痛を感じない時もある
  • 目の奥がズキズキする

群発頭痛とは?

群発頭痛は日本に20~50万人ほどいると言われていますが、その有病率は0.1%程度と他の緊張型頭痛や偏頭痛とは少ない傾向にあります。また20~30代の男性に多くみられるのも特徴です。

群発頭痛の特徴は群発、つまり1年のうちの一定期間に激しい痛みとしてあらわれ、痛みが15分~3時間程度続きます。また飲酒をしたり、血管拡張作用により簡単に誘発されます。ちなみに市販薬はまったく効果がありません。

群発頭痛は激しい痛みのため、就寝中でも目が覚めてしまうほどです。その痛みは眼球の奥やまわりに走り、側頭部、アゴ、歯まで広がり、片側の同じ側にしか起こらないことも特徴的な点です。またあまりの痛みのため、じっとしていられません。

群発頭痛の痛みライン

群発頭痛の原因は?

群発頭痛が発生するメカニズムはまだ解明されていない部分が多く、その原因もホルモン説、体内時計の調節障害、ウィルス感染説、ストレス説、遺伝子説とさまざま。

ただ、その痛みのメカニズムについては頸動脈管説が有力視されています。

目の奥にある内頚動脈に何らかの刺激が影響することで炎症が起き、内頚動脈が拡張することで、血管周囲に絡みつくように存在する交感神経と内頚動脈自体が、その通り道である頭蓋骨のトンネル状の壁(頸動脈管)に強く押し付けられます。このときに生じる痛みが、群発頭痛だという説です。

群発頭痛を誘発させる原因の1つとして大きいのは、アルコール摂取です。少量のアルコールでも激しい頭痛を起こしますので、注意。また、脳血管が拡張するような行動はNGです。熱いお風呂に使ったり、サウナに入ったり、辛さなど刺激が強い食事を食べたり、激しい運動を行うことも血管拡張を招きます。

群発頭痛の発生原因

群発頭痛の対処法

群発頭痛の対処法として、心がけることは規則正しい生活です。

就寝中に頭痛がくることも珍しくないので難しいかもしれませんが、毎日なるべく起床と就寝のバランスを乱さないようにして、睡眠時間をしっかり取ることを目指してください。群発頭痛の場合、睡眠バランスを乱すきっかけとなってしまうため、30分以上の昼寝もNGです。

気圧の変化も脳内の血管に影響するため、なるべくそうした状況は避けるようにしましょう。飛行機への搭乗や山登り、スキューバダイビングも体が受ける気圧の変化が大きくなりがちなので、可能な限り避けましょう。

当院の偏頭痛に対する治療法

問診と検査により、頭痛が起こる原因を解明

当院では問診と検査で、30分ほどのお時間を頂戴しております。それだけ時間をかけてお身体の状態をチェックするには理由があります。なぜなら患者さんによって頭痛の原因は異なるからです。また原因が分からなければ、改善は難しいです。的確な問診と検査により、最短で頭痛が完治されますよう心掛けております。

痛くない姿勢矯正

頭痛の発生源は肩こり、首こりであることはご理解頂けたと思います。では肩こり、首こりの原因はなんでしょうか?答えは、「姿勢が悪いから」。正しい姿勢でいることで、結果として頭痛を抑えることができるのです。頭痛持ちの方の多くは猫背ですので、当院では姿勢の矯正をおこないます。矯正というと痛いイメージがあるかもしれませんが、背骨をゆらゆら揺らす心地よい方法ですので、ご安心ください。

頭痛の原因となる部分にアプローチ

「肩こりには肩を押す」、「腰痛には腰を押す」。そのようなイメージはないでしょうか?当院ではそのような治療はおこないません。なぜなら、原因は患部にはないから。頭痛に関しても同じことが言えます。頭痛の本当の引き金となっている部分にアプローチすることで、最短で痛みの改善が可能となり、結果的に頭痛薬を服用する生活からも卒業できます。ぜひ、当院でしか受けることのできない頭痛療法をお試しください。

群発頭痛に特化した専門治療