子どもの頭痛

子どもの頭痛に関して、こんなお悩みありませんか?

  • スマホやタブレットの見過ぎで頭痛が起こる
  • 姿勢が悪く猫背ぎみ
  • ランドセルが重く肩に負担が生じている
  • 頭痛のせいで授業が集中できない
  • コロナ禍による自粛で頭痛を発症した

子どもの頭痛とは?

子ども頭痛は大人のケースとは似て非なるものです。2017年にイタリアの頭痛研究センターが報告したところによると、6歳未満の頭痛持ちの患者368人を検査した結果、70%以上が頭痛の継続時間が60分未満しかなく、30%は10分以下、また、約半数が光過敏や音過敏であることが判明しました。

子供の頭痛は生後2ヶ月から起こりますが、頭痛として顕在化するのは6歳頃から。それまでは周期的に嘔吐したり、頭は痛くならずに突発的な腹痛の症状を訴えるなど、大人の頭痛とはまったく異なる症状を呈します。

例えば、子供が「お腹が痛い」と訴えるので、小児科で腸炎の薬をもらったのに、帰宅するなりケロッとして「お腹が減った!」と言い出すケース。これは腹部型頭痛と言われており、子供特有の頭痛なのです。

子どもの頭痛原因とは?

子供の頭痛研究の報告では、頭痛持ちの25%は首こりや肩こりからくる緊張型頭痛でした。なので、「小さい子供に肩こりや首こりなんてあるわけない」と決めつけないようにしましょう。

もしも小中学生の子供に頭痛薬を服用させる時は、可能な限り単純鎮痛薬(有効成分が1種類だけのもの)にしましょう。小児用バファリンCⅡや、バファリンルナJなどの子供用頭痛薬のほか、非ピリン系鎮痛薬のタイレノールAもアセトアミノフェンのみを使った単純鎮痛薬なので安心です。

子どもの頭痛対処法

大人よりも脳や身体が未成熟な子どもの場合、薬剤の服用に頼るだけではなく、頭痛の誘因となっているメンタルの問題をカウンセリングする方法や、自律神経を安定させる「認知行動療法」も効果があります。

認知行動療法のなかでも、筋緊張緩和法や深呼吸法といったリラクゼーション療法は、成人でも頭痛の治療に有効です。特に子ども頭痛、片頭痛、中でもストレスが主な誘因の場合に高い臨床効果とその持続性が指摘されており、効果は大人よりも高いことが分かっています。

認知行動療法は、治療者に一定の知識や技量が求められることや、即効性に乏しいことがデメリットです。ただし、薬物依存に陥る危険性がないこと、副作用がないこと、安価であることなどから、子どもへの治療法の選択肢として加えましょう。

当院の緊張型頭痛に対する治療法

問診と検査により、頭痛が起こる原因を解明

当院では問診と検査で、30分ほどのお時間を頂戴しております。それだけ時間をかけてお身体の状態をチェックするには理由があります。なぜなら患者さんによって頭痛の原因は異なるからです。また原因が分からなければ、改善は難しいです。的確な問診と検査により、最短で頭痛が完治されますよう心掛けております。

痛くない姿勢矯正

頭痛の発生源は肩こり、首こりであることはご理解頂けたと思います。では肩こり、首こりの原因はなんでしょうか?答えは、「姿勢が悪いから」。正しい姿勢でいることで、結果として頭痛を抑えることができるのです。頭痛持ちの方の多くは猫背ですので、当院では姿勢の矯正をおこないます。矯正というと痛いイメージがあるかもしれませんが、背骨をゆらゆら揺らす心地よい方法ですので、ご安心ください。

頭痛の原因となる部分にアプローチ

「肩こりには肩を押す」、「腰痛には腰を押す」。そのようなイメージはないでしょうか?当院ではそのような治療はおこないません。なぜなら、原因は患部にはないから。頭痛に関しても同じことが言えます。頭痛の本当の引き金となっている部分にアプローチすることで、最短で痛みの改善が可能となり、結果的に頭痛薬を服用する生活からも卒業できます。ぜひ、当院でしか受けることのできない頭痛療法をお試しください。